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椎間板ヘルニアとは?

2005年08月19日
椎間板ヘルニアとは?

椎間板とは背椎骨の間にクッションの役目をする線維性の軟骨です。
外側は比較的固く 内側になるほど柔らかく中心部はゼリー状のごとく柔らかくなって髄核と 呼ばれています。 そしてこの椎間板は若干の柔軟性がありますのでバランスを取る為に 動く事ができます。体を前屈すると前の方が薄くなり後の方が厚くなります。それと共に 髄核は後の方へ移動します。

この時、何らかの衝撃や自力のふんばり等で椎間板の外側に亀裂が生じると、ゼリー状の髄核が突出してしまう、それが椎間板ヘルニアです。
突出した髄核は固まり、これが神経の根元である神経根に触れるとか 圧迫が加わる事により激痛が引き起こされます。

今まではこの突出した髄核が一番の原因だという事で、これを手術やレー ザー光線で除去するという方法が取られていました。
しかしこの方法では神経根に触れると圧迫がある場合は 一時的に良くなったように見えますが、 何日か経つと足に痛みが出るとか、しびれるとか、腰痛が起きるとかの症状が出てくる場合 が非常に多く有るのです。

それは何故か? それは髄核が流れ突出した分だけ椎間板 が薄くなってしまっているからなのです。 椎間板が薄くなると椎体を支えている 椎間が狭くなります。
という事は、神経根が出ている椎間孔も小さくなり神経根の絞抱(しめ つけ)が起こると言うことで、再び痛みやしびれが出てきます。 これは丁度高齢者がなる脊柱管狭窄症と同じ状態になっているということです。

しかしこういう状態になっても筋肉が柔軟な若い世代であれば、 うまく治療すれば比較的早く症状が緩和し、快復も早いのです。
現在では統計的に見て術後の経過が良くないという事でヘルニアは除去 しません。その代わり、保存療法と言って理学的にけん引療法が多く取られていますが、これも 無作為に行なうと筋肉をかえって固くしてしまうので注意すべきです。

ヘルニアといっても髄核が突出する髄核ヘルニアは個人差はありますが十代 から二十代中半迄で三十代では稀です。 中年以降は膨隆ヘルニアと呼ばれるヘルニアが主流となります。 これは、椎間板が押しつぶされた状態を言います。
例えると、固くなりかけた餅が上から重力で押しつぶされ横広がりになった様な状態 です。髄核は突出していません。

この結果、椎間が狭窄になり椎間孔に絞抱が起こり、神経根が圧迫されて 大腿・脚・足先に痛みやしびれ、腰痛と言う症状が起こります。五十代以降の高齢者になると、 椎間板も水分が失われ必然的に縮んで薄くなってきています。 そして脊柱を支える筋肉も衰えている為、必然的に椎間が狭くなっていき 慢性的な坐骨神経痛となってあらわれます。だから、高齢者の場合はヘルニアと言うより脊柱管狭窄症といいます。

そしてこの狭窄が起こりやすいのは腰椎5番と仙骨の間、 又は腰椎の4番と5番の間が好発部で坐骨神経痛の一番の原因となります。膝の横、股関節が痛い場合も一様にこの疑いを持って検査されるのがいいでしょ う。

そしてこれが頚と肩の間に起これば頚肩腕症候群となって腕、肘、手指の痛みと なって現れます。頚椎の1番2番で起こればメニエール症候群となって耳鳴り、目まい、偏頭痛となって現れます。当東洋オステオパシー研究所はこう言った症状を30年以上も研究し、薬、注射、 手術などを一切行なわず、超ソフトな手技を使って何千例と快復させております 。

詳しくは拙著「体の痛みを確実に取る」「あなたの腰痛は劇的に治る」「医者 が治せなかった慢性病が治る」等をお読み頂くことをお勧めいたします。
東洋オステオパシー研究所  理事長 理学博士

 

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